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●見た目が逆さになっているよ!
通常、よく見かけるクラゲと違って、カサが平らで、見た目が上下逆さになっているのが特徴です。普段はあまり泳ぐことはなく、カサを下、触手(口腕)を上にして水底に沈んだり、容器などの側面にくっついていることが多いです。
●体内で栄養分を作ることができるよ!
サカサクラゲは体内に褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンが住んでいて、その褐虫藻がおこなう光合成で栄養分を得ています。サカサクラゲは、褐虫藻が光合成しやすいように逆さまになっています。
褐虫藻(かっちゅうそう)ってなに?
サンゴの体内にも住んでいる植物プランクトンの総称で、太陽光などの光エネルギーを利用して光合成をおこない、住みついている宿主(サカサクラゲなど)に酸素と栄養分を作り出すことができます。
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サカサクラゲの飼い方
【スタート編】
@置き場所を決めましょう
置き場所のポイント
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水平で安定した場所に置きましょう。
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直射日光が当たらない場所に置きましょう。
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エアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。
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電化製品の近くには置かないようにしましょう。
A飼育容器は?
特に、水流やろ過を必要としないので、プチマリンの容器のままでも飼育が可能です。お好みに合わせてガラス容器などでも飼育することができます。
飼育容器選びの目安
- サカサクラゲの飼育水は海水です。海水は水分が蒸発すると塩分濃度が濃くなり、飼育に適さない水になってしまうので蒸発を抑えられるようフタのある容器をおすすめします。
- 設置できる環境がある場合は、水槽飼育がおすすめです。サカサクラゲにとってより良い環境で飼育してあげることで、楽しみを増やすこともできます。詳しくは、下記、「サカサクラゲを水槽で飼おう」へ。
【日常管理編】
◆エサ
クラゲのエサ |
直射日光の当たらない明るい場所や照明を十分に当てていれば、体内の褐虫藻が光合成をおこない栄養分を得ることができます。しかし、長期飼育するには、『クラゲのエサ』やブラインシュリンプなどを定期的に(1週間に2回程度)与える必要があります。
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生きたブラインシュリンプ
◆エサの与え方
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1週間に2回程度、『クラゲのエサ』、『クリーンベビーブラインシュリンプ』もしくは生きたブラインシュリンプをスポイトなどを使用して口腕と呼ばれる部分に直接与えてください。サカサクラゲがエサを食べると口腕の付け根あたりに吸収されたエサの色が見えます。 |
◆飼育水について
汽水と海水の素 |
プチマリンの交換水 |
サカサクラゲの飼育水は海水です。水換えには、『プチマリンの交換水』または『汽水と海水の素』を用意してください。
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◆水換え方法
●エサを与えていない場合
2週間から1ヶ月に1度、飼育水の半分程度を水換えしてください。
●エサを定期的に(1週間に2回程度)与えている場合
水質が悪化しやすいので、1週間に1度を目安にこまめな水換えが必要です。水換えのタイミングは、エサを与えた翌日が理想です。水換えをおこなう時に飼育水と交換水の水温が同じくらいになったことを確認してからおこなってください。
飼育水の足し水は・・・海水? 淡水?
● 飼育水の水換え時の足し水は・・・・
『プチマリンの交換水』、『汽水と海水の素』など、海水をご使用ください。
● 飼育水が蒸発して減った分の足し水は・・・・
カルキ抜きをした 水道水(淡水)をご使用ください。
飼育水が蒸発したら?
水分の蒸発により飼育水の塩分が濃くなりますのでカルキ抜きをした水道水を、蒸発して減った分足して塩分濃度を戻してください。
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サカサクラゲを水槽で飼おう
カップやガラス容器でも飼育することができるサカサクラゲですが、設置できる環境であれば、フィルターなどのろ過器を使用した水槽で飼育すると、サカサクラゲをより良い状態で楽しむことができます。
サカサクラゲは光合成をすることができますが、限られた環境下では、つくられる栄養分にも限りがあり、エサを必要とする場合も出てきます。そのとき、エサの量や水換えのタイミングを間違うと水質が悪くなってしまうことがあります。
フィルターなどのろ過器を使用した水槽で飼育すると、急な水質悪化を抑えることができるので、失敗が減り、エサを十分に与えやすくなります。 その結果、サカサクラゲが、より元気に育つことができます。
水槽での楽しみ方
●サカサクラゲとカクレクマノミを一緒に飼育する
水族館などで見かけるときも、サカサクラゲだけで飼育されている場合がほとんど。
ですが、このクラゲは魚と一緒に飼育することもできます。
例えば、カクレクマノミと一緒に飼育してみるのはどうでしょうか。
準備するもの
・水槽(水量20〜30L)
・人工海水
・フィルターなどのろ過器(海道河童フィルター(小)など)
・水槽用の照明(ヴォルテスなど)
・カクレクマノミ ブリード個体(3cm前後、1〜2匹くらい)
・エサ
−サカサクラゲに与えたエサのおこぼれをカクレクマノミが一生懸命食べるので、クラゲの残りエサで水質を悪化させる失敗を減らすことができます。
−カクレクマノミも、サカサクラゲも、29〜30℃くらいまでなら水槽用クーラーなしの環境で飼育できます。
●サカサクラゲを殖やす
サカサクラゲのポリプが手に入れば、サカサクラゲを殖やすこともできます。
1〜2匹だと寂しい水槽も、たくさんだと賑やかになります。
小さいサカサクラゲの赤ちゃん、見てみたいと思いませんか?
詳しくは、KAMIHATA AQUA NETWORK「クラゲ」のページをご覧ください。
●サカサクラゲを大きくする
サカサクラゲは、最大20cmくらいまで成長するクラゲです。
水質の良い環境で、十分な照明とエサを与えてあげれば、大きくすることも可能でしょう。
大きくするだけでなく、できるだけ長く飼育する方法としても、水槽での飼育はおすすめです。